バレーボールのネットに欠かせない「アンテナ」。
公式ルールにおける正しい長さや高さ、取り付け方を理解することで、試合や練習がより充実したものになります。
このガイドでは、アンテナの公式仕様や取り付け方から、価格や部品までわかりやすく解説します。
初心者の方からコーチまで、必要な情報がすべて揃っています。
バレーボール アンテナとは？
バレーボールのアンテナは、ネットの両端に取り付けられる棒状の部品です。
アンテナは、ボールがコート内かアウトかを判断する基準となり、試合において大きな役割を果たします。
ネット上に垂直に設置され、試合の流れや判定に影響を与える、重要な存在です。
バレーボール アンテナの高さと長さ
公式ルールによると、アンテナの長さは1.8m。そのうち、ネットの上に突き出る部分が80cmです。この長さが守られていないと、正確なジャッジができません。
高さのポイントは、ネットの上に80cm突き出る部分をきっちり確保すること。取り付けの際には、定規などで確認することをおすすめします。
バレーボール アンテナの付け方
アンテナの付け方は一般的に、コートのアウトラインの真上にクリップや専用の金具で固定します。
手順
- コートのアウトラインの真上にあてがう
- アンテナ上部のねじを緩め、ネット上部を挟み込む
- ネットを挟みアンテナ全体を右に回しねじを締める
- アンテナ下部のねじを緩め、ネットの下部を挟み、ねじを締める
- アンテナが垂直かを確認する
試合になると、アンテナ取り付け部とネットをビニールテープなどで動かないようがっちりと固定します。
ここで注意したいのは、アンテナがまっすぐに立っているかどうか。
少しでも傾くと、ボールの判定に影響が出るため、確実に固定しましょう。
バレーボール アンテナの位置とルール
ネットの両サイドにあるアンテナは、それぞれコートの端を示します。
ボールがこのアンテナの内側を通過すれば「イン」、外側を通過すれば「アウト」と判断されます。
試合の中でとても重要なポイントです。
バレーボール アンテナの部品と値段
アンテナは棒だけではなく、クリップや取り付け金具も必要です。
これらの部品がしっかりと揃っていないと、試合中に外れるなどのトラブルが発生することも。
購入の際はセットで販売されているものを選ぶと安心です。
価格は、アンテナ本体が約2,000～5,000円程度、部品セットも合わせると総額で3,000～7,000円ほどが目安。
品質やメーカーによって異なるので、試合用か練習用かで選びましょう。
バレーボール アンテナと白帯の関係
ネットの上部にある白帯。これはアンテナと密接な関係があります。アンテナは白帯に沿って固定され、ネットの位置を明確にする役割を果たします。白帯とアンテナの隙間がないように取り付けることが、正しい設置方法です。
まとめ：公式ルールに基づくアンテナの準備を
バレーボールのアンテナについて、高さ・長さ・付け方、価格、白帯との関係など、多くのポイントを押さえておくことが大切です。
適切なアンテナの使用で、試合がスムーズに進行し、プレイヤーの集中力も高まります。
公式規格に沿ったアンテナの準備をし、バレーボールの試合をより充実したものにしましょう。