バレーボールの発祥地はアメリカの北東部にあるマサチューセッツ州ホリヨークという場所です。
バレーボールは、現在世界中で親しまれているスポーツですが、発祥地や歴史、日本への伝来については意外と知られていないことも多いです。
この記事では、バレーボールの発祥地や本場、日本への伝来者、そして面白い雑学を分かりやすく解説します!
バレーボールの発祥地はどこ?
冒頭でもお杖した通り、バレーボールが生まれたのは”アメリカのマサチューセッツ州ホリヨーク”という場所です。
1895年、ウィリアム・G・モーガンというYMCA(キリスト教青年会)の体育指導者が考案しました。
現在、ホリヨークにはバレーボール殿堂(Volleyball Hall of Fame)という博物館があります。
引用:バレーボール殿堂 URL:https://www.volleyhall.org/
世界中のバレーボールの功績者が表彰される場所で、バレーボールファンにとっては聖地です。
バレーボール殿堂博物館に殿堂入りしている日本人として
- 松平康隆 1998 日本 元全日本男子監督
- 大松博文 2000 日本 ニチボー貝塚監督
- 山田重雄 2006 元日立ベルフィーユ・全日本女子監督
- 森田淳悟 2003 日本 ミュンヘンオリンピック金メダリスト
- 大古誠司 2004 日本 ミュンヘンオリンピック金メダリスト
- 猫田勝敏 2023 日本 ミュンヘンオリンピック金メダリスト
- 白井貴子 2000 日本 モントリオールオリンピック金メダリスト
- 河西昌枝 2008 日本 東京オリンピック金メダリスト
がいらっしゃいます。
発祥の背景
当時、バスケットボールがすでに人気を集めていましたが、「年配の人でも安全に楽しめるスポーツを」との思いから、バレーボールが生まれました。
当初は「ミントネット(Mintonette)」と呼ばれていましたが、ネットを越えてボールを打ち合うプレイスタイルから「バレーボール」と改名されました。
バレーボールの本場はどこ?
現在、バレーボールの「本場」と言える国は、ブラジルです。
ブラジルは男女ともに世界トップクラスの実力を持つ国で、オリンピックや世界選手権で多くのタイトルを獲得しています。
本場ブラジルの特徴
- バレーボールリーグが非常に盛ん
- 若い世代からプロ選手を目指す環境が整っている
- ビーチバレーも人気で、競技人口が多い
また、ヨーロッパではイタリアやロシアもバレーボールの強豪国として知られています。
日本にバレーボールを伝えたのは誰?
日本にバレーボールを伝えたのは、大森兵蔵という人物です。
大森兵蔵は、アメリカでYMCAの活動に参加し、1908年にバレーボールを日本に持ち帰りました。
日本での広まり
当初は学校教育の一環として取り入れられ、特に女子のスポーツとして人気を集めました。
現在では、全日本バレーボールチームが国際大会で活躍し、多くのファンに支持されています。
面白い雑学:最初のバレーボールのルールとボール
最初のルール
最初のバレーボールは、ネットの高さが1.98m(現在より少し低め)で、コートサイズも自由でした。
さらに、1チームの人数も決まっておらず、6人以上でプレイすることも可能でした。
30人近くでバレーボールをしていることもあったそうです。
最初のボール
初期のバレーボールは、バスケットボールの外側を外して軽量化したものが使用されていました。
現在のように専用のボールが開発されたのは、20世紀に入ってからです。
まとめ
バレーボールは、アメリカで生まれ、ブラジルや日本をはじめとする世界中で愛されているスポーツです。
発祥地や歴史を知ると競技を見る楽しさがさらに増しますよね。
これからバレーボールを始める方も、観戦を楽しむ方も、ぜひこの記事を参考にしてみてください!