まずは先に謝ります。下手だと思う必要はありません。
なぜなら小学生は何事もすぐ吸収するので、すぐに上達します。焦らず見守れば成長するスピードに驚くはずです。
ですが、まだ経験が浅い子が試合などで入るポジションとしては、
- サーブレシーバー
- ピンチサーバー
- バックプレイヤ-(後衛)
などで起用されやすいです。
小学生の本人、もしくは親が「バレーボール下手だなぁ…」と思っていても、心配しなくて大丈夫!
バレーボールはみんなで楽しむスポーツなので、誰に何を言われても少しずつ上手くなればいいんです。
本記事では、バレーボールがまだ上手とは言い切れない子にピッタリなポジションや、上達するための練習のコツを紹介します。
バレーボールがまだ下手だと思っている小学生でも活躍できるポジション
冒頭でもお伝えした通り、試合などでまだ経験が浅い選手がまず入るポジションとして
- サーブレシーバー
- ピンチサーバー
- バックプレイヤー
があげられます。
それぞれ解説していきます。
サーブレシーバー
役割
- サーブレシーバーは、相手チームからのサーブを受け、味方チームに正確にボールを渡すことが主な役割です。通常、後衛の選手がサーブを受けるポジションにいます。
特徴
- ボールコントロールが重要: サーブをしっかり受けるためには、正確にボールをコントロールする技術が求められます。サーブが速くても、冷静にボールを捉える力が必要です。
- 判断力と動きの速さ: サーブの方向やスピードを瞬時に判断し、素早く動くことが求められます。
- 安定性が大切: 試合中に何度もサーブを受けるので、安定したプレーができる選手が適しています。
初心者向けのアドバイス
- 低い姿勢を心がける: サーブを受けるときは、膝を曲げて体を低くすることで、安定してボールを受けることができます。
- 手の使い方に注意: レシーブでは、手首をしっかり固定し、ボールを弾かないようにすることが大事です。腕全体でボールをコントロールしましょう。
ピンチサーバー
役割
- サーバーは、サーブを打つ役割を持つ選手です。サーブは試合のスタートを切る重要なプレーであり、相手チームにプレッシャーをかけるチャンスです。
特徴
- パワーと精度: サーブでは、ボールを遠くまで飛ばすためのパワーが必要ですが、コントロールも同様に重要です。サーブを正確に相手コートへ送る技術が必要です。
- サーブのバリエーション: 力強いサーブや、相手の弱点を狙った場所に送るサーブなど、技術のバリエーションがあると効果的です。
- リズムを掴むことが大切: サーブはプレッシャーのかかる場面でもあるため、サーバーは自分のリズムを掴み、落ち着いてサーブを打つことが大事です。
初心者向けのアドバイス
- フォームを意識する: 正しいフォームを身につけることが、安定したサーブにつながります。サーブを打つときには、腕をしっかり振り切り、ボールを真っ直ぐ捉えることを意識しましょう。
- 繰り返し練習: サーブの上達には反復練習が欠かせません。初めはうまく飛ばなくても、繰り返し練習することで距離とコントロールが改善します。
バックプレイヤー(後衛)
役割
- バックプレイヤーは、後衛の3人の選手(レフトバック、センターバック、ライトバック)のことを指します。彼らは主に守備やサーブレシーブを担当しますが、攻撃に参加することもあります。
特徴
- 守備力が重要: バックプレイヤーは相手チームの攻撃を防ぐ役割を持っており、相手のスパイクやサーブをレシーブする場面が多いです。
- 広い視野と俊敏性: バックプレイヤーはコート後方を守るため、広い範囲をカバーできる視野と素早い動きが必要です。ボールがどの方向に飛んでも対応できるように準備しておくことが求められます。
- 攻撃にも参加: バックプレイヤーは守備だけでなく、バックアタック(後衛からの攻撃)にも参加できるため、攻撃力も兼ね備えているとチームに貢献できます。
初心者向けのアドバイス
- ステップワークを練習: 後衛では素早い足さばきが大事です。ボールの方向に対して正しい位置に移動するために、ステップワークの練習を重視しましょう。
- 守備姿勢をキープする: 常に低い姿勢で準備をしておくことで、相手の強力なスパイクやサーブにも対応しやすくなります。
小学生に向けた上達のコツ
失敗を恐れずにチャレンジ!
バレーボールは、最初からすべてがうまくできるわけではありません。
何度もボールに触って、少しずつ上手くなっていくもの。
失敗を恐れずに、たくさんミスしてOKです。
楽しく練習しよう
バレーボールは、友だちやチームメイトと一緒に楽しむことが大事です。
試合中の失敗をみんなでフォローし合いながら、楽しくプレーすることが、上達への近道です。
楽しんで練習を続けることで、自然と技術が向上していきます。
基本技術に集中
まずは、基本技術に集中しましょう。
レシーブやサーブといった、バレーボールの基本的なスキルをしっかり身につけることでプレーに自信がつきます。
特にアンダーハンドでのレシーブやアンダーサーブは、初心者でも習得しやすい技術です。
まとめ
バレーボールが下手だと思っていても、小学生の上達はあっという間なのですぐ上手くなります。
練習を見ていると「あれ?トス上手くなってる!」や「レシーブ上がるようになってる!」などしょっちゅう感じます!
親は無理強いせず見守り、失敗を恐れず、楽しくバレーボールを続けていきましょう!