小学生バレーボールのポジションってどうなっているの?
初心者にとっては少し難しく感じるかもしれませんが、実際はとてもシンプル!
この記事では、小学生のバレーボールで使われるポジションやその役割、初心者でも理解しやすいコツについて詳しく解説します。
小学生バレーボールの特徴
小学生のバレーボールではローテーション制がありません。
そのため、試合中のポジションは固定され、プレイヤーごとに役割が明確に決まっています。
※ローテーションは中学生以上で導入されます。
これにより、選手がそれぞれのポジションでのプレーに集中できるようになっています。
小学生バレーボールの基本ポジション
試合では6人がコートに立ちます。以下はポジションと役割の説明です。
フロントゾーン(ネット近くの3人)
- レフト(左前)
- 主にスパイクや攻撃を担当するポジション。
- コツ:サーブレシーブの後、ネット際に素早く移動して攻撃に備える。
- センター(中央前)
- ブロックやクイック攻撃など、ネット際の重要なプレーを担う。
- コツ:相手スパイクのタイミングを読む力が必要。身長が高い選手に向いています。
- ライト(右前)
- 攻撃と守備のバランスを取るポジション。セッターが後衛にいる場合は代わりにトスを上げることも。
- コツ:柔軟なプレーが求められるため、広い視野を持つことが重要です。
バックゾーン(後ろの3人)
- バックレフト(左後ろ)
- 守備専門のポジション。サーブレシーブや相手のスパイクを拾う。
- コツ:サーブを安定してレシーブできる技術が求められます。
- バックセンター(中央後ろ)
- 守備の要で、広い範囲をカバー。相手の強打を拾う最後の砦。
- コツ:冷静な判断力と足の速さがポイント。
- バックライト(右後ろ)
- 守備と攻撃の両方をサポートするポジション。状況に応じて役割が変わる。
- コツ:フットワークを軽くし、柔軟に動くことが重要です。
小学生バレーボールの各ポジションに求められること
- レフト(攻撃重視)
- スパイク力
- 攻撃に向けたポジショニングの速さ
- センター(ブロック重視)
- 身体の高さやジャンプ力
- 相手の攻撃を読む力
- ライト(バランス重視)
- トスを上げる技術(必要に応じて)
- 攻守の切り替えスピード
- バックゾーン全体(守備重視)
- サーブレシーブの安定性
- コート全体を見渡す判断力
小学生バレーボールでの指導のポイント
- 役割を簡単に伝える
小学生には「攻撃の人」「守備の人」など役割をシンプルに教えるのが効果的と言われています。 - 選手の適性を見極める
身長が高い子はフロントゾーン、動きが素早い子はバックゾーンなど、個々の特性に合わせたポジション配置が重要です。 - 基本を徹底する
サーブやレシーブなどの基礎技術を繰り返し練習し、試合での役割に自信を持たせます。
よくある質問(FAQ)
Q1: ポジションの変更はどうするの?
試合中にポジションを変更することはありません。
ただ、選手交代によってポジションが変わることもあります。
ただ、練習時にはいろいろなポジションを経験することで、選手の可能性を広げることができます。
Q2: 小学生のポジションはいつ決まるの?
通常、選手の特性や希望を基に指導者が試合前に決定します。
適性が変わる場合には調整されることもあります。
Q3: 「リベロ」というポジションはありますか?
小学生の公式ルールではリベロはありません。
ただし、守備専門の選手を配置する場合には「守備の人」としてわかりやすく役割を伝えることがあります。
まとめ
小学生のバレーボールではローテーション制がなく、選手は試合中に決まったポジションを担当します。
それぞれのポジションには独自の役割があり、選手の特性に合わせて適切に配置することが大切です。
まずは基礎技術の習得と役割を楽しみながら覚えることで、子どもたちが成長するチャンスを広げていきましょう!